住宅ローン減税延長検討

嫁です。本日二回目の更新ですよ☆

今回はちょっとまじめなお話です。。
(長文です)


『政府は2013年12月末に期限切れになる住宅ローン減税を
 延長し拡充する検討に入った。
 税額控除の対象となる住民税の控除枠を広げ、
 所得税が少ない人でも減税制度の控除を使い切れるようにする。
 おもに平均的な所得水準の世帯が住宅を購入しやすい環境を整備。
 14年4月を予定する消費増税時の住宅消費の冷え込みを抑え、
 景気の下支えを狙う。』
 (日経新聞より)


リーマンショック後の景気対策として様々な住宅購入優遇策が実施されています。
フラット35の金利優遇、住宅エコポイント、贈与税の特例などいろいろありますが、
中でもメリットが大きいのは住宅ローン減税ですね。

住宅ローン減税とは、住宅ローン残高の1%分、税金を相殺してくれる制度であり、
ご存知の通り、最近の住宅ローン金利はかなり下がってきてますので、
「1%引き」ともなればかなり魅力的なお話です。

ただしこの住宅ローン減税にはいくつか制約がありまして主なところは以下の通りです。

・住宅ローン残高の2000万円分までが対象(2000万円超の部分は対象にならない)
・減税期間は10年
・あくまで「減税」なので、毎年支払っている税金が、住宅ローン残高の1%未満の場合は、メリットはそこまでとなる
・2013年12月末までに入居することが条件

例えば住宅ローン残高が3000万円でも、上限は2000万円なので、
減税メリットは2000万円×1%=20万円に留まることになります。

またその場合でも、毎年支払っている税金が20万円未満の場合は、
減税メリットを使い切れず余らせてしまう、ということですね。

加えて減税期間は10年ですので、仮に25年ローンを組んだ場合は残りの15年間は
減税メリットがない点には注意が必要です。

とは言え、それでも最大年20万円×10年=200万円の減税メリットがあります。

さてその、これからマイホームを購入しようという方にとって強い味方となる
住宅ローン減税ですが、2014年から始まる消費税増税にあわせ、
住宅購入負担が増加するのを緩和するため、政府は延長と拡充を検討している、
ということです。

気になるその中身ですが、まとめると・・・

①2013年12月末に期限切れとなる住宅ローン減税を延長する
②住民税からの控除の上限額を引き上げる
③控除できる住宅ローンの限度額を引き上げる

①はまあそのままの意味ですが、

②について、現行制度では住宅ローン減税はまず「所得税」の減税に充てられ、
余った部分は次に「住民税」の減税に充てられます。その住民税の減税額に
今まで「9万7500円まで」という上限が設定されていましたが
それが引き上げられる、ということです。
所得税が低い方の場合、所得税分すべて控除し更に住民税の上限まで使えたとしても
控除枠を使い切れないことがありますが、それを使い切れるようにします。

③は現状では上記の通り、住宅ローン残高の2000万円までの部分が対象となっている
わけですが、これを引き上げるということですね。
もともと09年と10年の入居では5000万円までが対象となっていたものが年々縮小して
13年には2000万円までに下がってしまった訳です。
これが5000万円まで戻す案なども浮上しているようです。

これは特に住宅ローン残高が大きい人にはメリットがありますね。


マイホーム購入を検討されている方は参考になさってください。



とは言え、これらの優遇制度はあくまでマイホーム購入を後押ししてくれる程度のものです。

今後の選挙などの結果次第では大きく変わる可能性もないとは言えないですし

消費税引き上げによる駆け込み需要やらで周りに惑わされて

なんとなく勢いでマイホーム購入、なんてことがないように

しっかりじっくりマイホーム選びを検討されてくださいね。


エイドがお手伝いさせていただきますよ!(笑)

まずはお問い合わせを♪

しっかりちゃっかり、なんて理想的なしめ方でしょうか。

それではまた~\(^o^)/


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